2012.01.17

小児肥満 肥満は病気?

1 肥満は病気?小児肥満

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現代の子ども達に今、何が起きているのでしょうか。

小児糖尿病など肥満や生活習慣の乱れから起こる成人病、生活習慣病とも言われる様々な病気が子ども達をむしばんでいます。

子どもは身長も伸びるんだし動くようになれば痩せるから、と肥満を放置していませんか。

もちろん活動的な生活や伸び盛りの子どもには多くのエネルギーが必要になります。

ただしそのバランスです。

摂りすぎればそれを消費できずに残った分の脂肪が貯まります。

これが肥満です。

標準体重に比べて、オーバーしていたら、注意が必要です。

肥満自体は病気ではありません。

しかし肥満から始まる病気は数多くみられます。

子どもも同じです。

生活習慣病というのは、文字通り生活習慣、しかも良くない習慣が生むものです。

防げるものなら防ぎたい。

どんな方法が、あるのでしょう。

そしてそもそもその原因は何でしょう。

肥満とは体内に取り込んだエネルギーを消費しきれず脂肪となり蓄積された状態です。

雪が降りつもってその後晴れたけど、全部解ける前にまた降りだして積もっちゃった状態ってところでしょうか。

エネルギーとは、つまり食事です。

一日3回、きちんと摂ることが肥満予防になります。

朝食を食べない子どもが増えています。

すると体はエネルギーを貯めておこうとする力が働くので、代謝が悪くなります。

なかなか次のエネルギーが入ってこないからなるべく使わないで置こうと考えるわけです。

代謝が悪いところへおなかをすかせた子ども達は次の食事を多めに食べちゃったりします。

積もった雪の上にさらに降り積もります。

朝ごはんは肥満にばかりかかわるものではありません。

体を目覚めさせ、元気に活動するのにとても大切です。

実際に、朝食を食べる子と食べない子で運動能力や学力で差が出ているという報告もあります。

食べるものにも問題があります。

油や調味料を多く使った外食の機会が多くなったことで、拍車をかけている状態です。

正しいものを正しい時間に食べる、これがまず第一歩です。


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2008.05.13

小児肥満 燃費のいい体 悪い体

2 燃費のいい体 悪い体

次はエネルギー消費の面です。

小児肥満解消には体を動かすことが一番なのですが、先ほどのように朝食を抜くなどすると体は蓄えようとしますので、思うように消費してくれません。

体をたくさん動かしても少ししかエネルギーを使わないのです。

自動車でいえば燃費がいいということですが、人の場合悪循環が起こります。

自動車では燃費とは 一定の燃料(エネルギー)でどれだけ走るかです。

燃費がいいと言うと安上がりと言うことなのですが、人で考えてみたら・・・ちょっとまずいですね。

脂肪がたまれば体は重くなるし、機械と違って重くなれば動くのが億劫になります。

重かろうがそのまま機械的に動き続けられる自動車と違い、疲れや思うように動けない苛立ちで体を動かすことがいやになってしまいます。

ちょっとしか食べなくて良くても、おいしそうなものを見れば、食べたいって思うし食べてしまいます。

しかも人間は楽しみのために食事するものなんです。

食べることは基本的に楽しいこと。

それを我慢するなんてことは大人だってつらいのに子どもならなおさらです。

今、子どもが安心して遊べる場所が減っています。

熟に習い事で、忙しくて遊ぶ暇もない子も。

体を動かす機会、場所ともに減少傾向なんです。

放課後の校庭開放や地域の活動など改めて見直されていますが、まだまだみんなの意識は薄いようです。

年々下がっていた運動能力テストの結果。

下がるところまで下がったので横ばいになったとも言われます。

中学校に上がると部活動などで少し持ち直すのですが、小学生の結果は悪いようです。一番大事な時期ではないでしょうか。

このままでいいのでしょうか。
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小児肥満 どうして太るのか

3 どうして太るのか

小児肥満と一言で言っても、少しわかりにくいかもしれません。

基本的に子どもの時、と言っても乳児期に太る分にはそれほど心配はありません。

1歳のお誕生日を迎え、歩き出したりして運動量がぐっと増えてくると自然に体重は落ちてきます。

幼児期からの太り始めには注意が必要です。

標準体重を超えると一般的には肥満と言われます。

筋肉で体重を稼いでるタイプは肥満とはいいませんが、この頃の子どもの筋肉量は普通そんなに多くありません。

また筋肉が多い子どもは太く見えても動きが活発なのでそのへんも見極めになるでしょう。

市販の体脂肪計は子どもの体脂肪を正確に測れるものがあまりありません。

測るまえに確認が必要です。

あやふやな情報はその子自身を傷つける恐れがあります。

小児肥満は様々な病気をひきおこします。

その上、子どもの時に太ると脂肪細胞の数が増えます。

その数は大人になってもそのままです。

その後はその細胞が痩せたり太ったりするだけです。

つまり、大きくなってやせようとしても太る要素が出来上がっているので、やせにくくなってしまうのです。

まず、子どもの肥満が気になったら、食事や生活に気を配り、その芽を早く摘み取ることです。

手遅れになれば、一生の問題になってしまいます。

体型は遺伝では決まりません。

しかし、同じ時間で動き、同じものを食べる家族は好みや傾向が似てきます。

たとえば、脂っこい食べ物が好きな親は食卓に揚げ物や炒め物を良く出します。

それを食べて育った子どもはどうしてもそういうものを好み、太りやすい子は標準体重をオーバーしてしまいます。

家族が太っているからと諦めるのではなく、家中の問題として捉えなおしましょう。
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posted by obesity at 17:44| 3 どうして太るのか

小児肥満 私達にできること

4 私達にできること

小児糖尿病の子が増えてきています。

以前は遺伝的なものが多かったのですが、ここでいうのは大人と同じ原因のものです。

なってしまってからでは、遅いのです。

治療のつらさを考えたら、何でもできるはずです。

原因の多くは肥満が作り出します。と言うよりも肥満になるような生活習慣が作り出すと言うべきでしょうか。

そして、ずっと体のことをクローズアップしてきましたが、心も心配です。

太っているということはその子自身大きくなるにつれて気になっていくものです。

動くと疲れやすいので、長く運動できません。

根気よく何かを続ける意欲を育てるこの時期に、体が言う事聞かないのでは心まで育ちません。

周りと比べたり、からかわれる事だってあるかもしれません。

思春期になってさらに引け目に感じてしまったり。

今度は自分だけで思いつめて、拒食症や過食症に走るかもしれないのです。

親の目の届く間に直すべきは直していきましょう。

だからといってあまり過敏になって過度なダイエットなんてしてはいけません。

簡単なことから、始められるはずです。

3度の食事をきちんと取っていますか。

買い食いや外食は栄養が偏りますし、油っこいものや味の濃いものが多すぎます。

手料理、できるだけ野菜や魚を使い、煮物やおひたしを食べさせてください。

日本のおばあちゃんの味は日本人の体に合っています。

思い出してください。

早寝早起きしてますか。

遅くまでおきていると夕食後おなかが空き、間食に走ってしまいます。

そして寝不足の体は朝食を受け付けず、元気に動いてくれません。

のびのび遊べる環境作りは周りの大人全部で考えていかなくてはいけません。

そして、どの子にも同じ事が起こりうるのだと認識して今の社会全体を見直す必要もあるのかもしれません。
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posted by obesity at 17:43| 4 私達にできること
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